3点チャージと言う言葉は、システムトレードを行う人のみならず、
株をある程度行った事のある人ならば、
一度は聞いた事があるのでは?
それ程有名なシステムトレードの火付け役、代名詞的な言葉です。
システムトレードとは、相場の状態を測る様々な指標から
自分が重要だと思う指標を複数組み合わせて、
自分が決めた抽出条件から
あぶりだされた銘柄を買ってていきます。
抽出にはスクリーニングサイトやソフトを使うのが一般的です。
売る時は、買った値段から○%値上がったらとか、
1ヶ月間持つとかルールを決めて行います。
銘柄決定から売買完了までを機械的に行う投資を
システムトレードと言います。
システムトレードのメリットとして
・相場に個人の感情が入らず客観的に売買が出来る。
・一度買いが約定されれば、売る時まで相場を見ないで済む。
見てもいいですが、見ない方が余計な感情
(途中で変更させる等)が
入らず結果的に成績が良い場合が多い。
とにかく個人の感情特に
「欲」が
入らない事が最大のメリットです。
これは、投資を経験すれば
いかに自分の感情が揺らぐか分かります。
システムトレードのデメリットとして
・基本的にシステムトレードの多くは
底値(高値)からの反発狙いなので、抽出条件が外れた時は、
底の下「どん底」に向かっていく事になる。
・底値からの反発狙いなので、会社の近況や掲示板を見ると
ネガティブな事ばかり書かれていて買うのを躊躇しがちになる。
・売買ルールを決めているので7%上がったら売ると
している時に6.9%まで上がったが以後、
値下がりしていたら当然売却していないし、
逆に7%上がり売却した後に、
一週間も経たない内に以後も上昇し続け
20%以上急騰した時などは、
利益が出ているにも関わらず損した気持ちになる。
シグナルが出ている時の底値の銘柄情報は、
本当に「買っていいの?今後上がるの?」と
想像以上にプレッシャーになります。
システムトレードに失敗すると、不安や不信が生まれます。
短期的には連敗しても長期、一年以上の結果で
判断する事が必要です。事前の検証が凄く大事です。
通常の売買でも言える事ですが、「まだもう少し下がるかも?」、
目標達成しても「まだあがりそう」と言う
欲が
人間は絶対出てきます。
相場はとにかく「他人の多数を占める感情「欲」の流れに、
自分は感情を捨て機械的に乗り降りする事」が大事だと思います。
売買の前後は自分の感情をコントロールするしかありませんが、
少なくとも約定後→売り指値を出してしまえば、
トレード完了まで自分の感情は入らなくなります。
繰り返しますが
「相場最大の敵「欲」を
半分以上強制的に排除できる」
これがシステムトレードの最大のメリットです。
次回はシステムトレードの主な指標を紹介します。
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